監督ブログ(仮) 名将とは何か?

広島修道大学硬式野球部監督の髙木です。

10月に如水館の迫田監督さんが退任されるというニュースがありました。
高校野球界のレジェンドとも言うべき方ですし、私の母校でもある広島商業でも全国制覇を成し遂げられた大先輩でもあられます。(地元もなにげに一緒ですし。)

私は高校時代、弟さんにあたる現・広島新庄の迫田守昭さんに指導いただきましたが、ご兄弟揃って名将と呼ばれる方だと思います。(私なんか足元にも及びませんね…。)

広島商を率いた時には、ツーランスクイズや伝説の(?)「刃渡り」など新たな戦法や練習方法を編み出されました。

名将とはもちろん、チームを勝たせることに長けた人ですが、アイデアマンであり、イノベーターであるように思います。

「歴史は歴史であって伝統ではない、伝統とは創造の心とその精神である」という碑が広島商にはあります。(うるおぼえなんでちょっと間違ってたらすみません。大意は間違ってないはずです。)

ツーランスクイズは今年の夏の甲子園で旋風を巻き起こした金足農業も成功させましたが、当時は実況のアナウンサーも何が起こったか説明できない、周りがあっと驚く作戦でしたし、刃渡りも合気道の鍛練方法を野球に取り入れたものだったそうです。

このような「新しいものを取り入れる」「新しい価値を生み出せる」そういう力が名将には必要なんだろうと、私は思っています。

修大に転職して、硬式野球部の練習を見たときに自分の現役時代と変わってないな~と、素直に思いました。(野球のルールが変わったわけではないので、変わらないのも当たり前は当たり前なんですが…)最初は懐かしく感傷に浸ってましたが、あとからとても怖くなってきました。変わっていないこと。変化がないことはある種、とても怖いことです。
ビジネスの現場で未だにワープロ機では仕事になりません!ポケベルで呼び出されても今は公衆電話がないので折り返し電話ができません。そんなことしてたら大きなビジネスチャンスを失うでしょう。

今の時代、PCなりタブレットなり、スマホを使いこなさないといけないのです。

弊部にとってのPCなり、タブレットなり、スマホをなりはなんなのか?

大きなチャンスを逃さないために新しいことにチャレンジし続ける監督でありたいと思いますし、硬式野球部でありたいと思います。

私の好きな言葉の1つです。

ダーウィン『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』

(ホントはダーウィンは言ってない。なんて話もありますが。)


まぁ、名将と呼ばれることができるか分かりませんが…汗


迫田さんは80歳。私がそう呼ばれるには寿命が足りない気がします…汗

何はさておき、レジェンド迫田監督、お疲れ様でした。







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