監督ブログ(仮) 大学スポーツを取り巻く環境 ~広島修道大学硬式野球部が目指すもの
広島修道大学硬式野球部監督の髙木です。
先日、日本経済新聞に以下のような記事が掲載されました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3761088010112018CC1000/
また、大きな流れとして日本版NCAA創設の動きがあります。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29469600X10C18A4000000/
※最下部にリンク設置
本学硬式野球部も大学スポーツとして活動をしておりますので、
この記事も他人事ではありません。
私が監督に就任した際に行った部員に対するキックオフミーティングでは、
広島修道大学硬式野球部の目的と目標を以下のように設定し、共有しました。
広島修道大学硬式野球部の目的
「地球的視野を持って、地域社会の発展に貢献できる人材の養成」
「道を修める」という建学の精神のもと、広島修道大学では「地球的視野を持って、地域社会の発展に貢献できる人材の養成」を「理念・教育目標」に掲げている。大学の活動の一部である広島修道大学硬式野球部の目的もこれと同じものを掲げて活動する。
広島修道大学硬式野球部の目標
「広島六大学を制覇して全国で勝つ」
目的を達成するために「広島六大学を制覇して全国で勝つ」を目標とする。目標に対して真剣に挑戦していく過程が、目的達成のために必要となる。目標を達成しても人としての成長が伴わなければならない。
日本版NCAA(正式名称は「大学スポーツ協会(略称・UNIVAS)」に決定)創設の流れは、
弊部の目的にある「地球的視野をもって」とも合致しますし、歓迎すべきことだと思っています。
その中で我々は1984年秋から遠ざかっている広島六大学制覇、そして全国大会での勝利をつかんでいきたいと思います。
勝てばなにをしてもいいのではなく、大学スポーツらしく、また、広島修道大学硬式野球部らしく、目標が目的になるのではなく、しっかりと目的と目標をもって活動していきたいと思います。
今年は大学スポーツにまつわる事件が世の中を騒がせました。
大学スポーツに指導者として携わるものとして、絶対に勘違いしてはいけないことだということを肝に銘じて取り組んでいきたいと思います。
今回の記事の文武両道で言えば、大学からドラフト会議で指名されてプロ野球選手となる選手のなかで、卒業していない選手が多々いるのは良く知れた話など思いますが、
弊部から今後、そのような選手がでたとしても「広島修道大学卒業」で送り出すことが絶対だと思います。
先日の練習後のミーティングでも部員にこの記事を提示し、弊部でも単位僅少者は今後対応を考えるということを伝えました。
具体的にルールを作成していきたいと思います。
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