監督ブログ なぜ?どうして~問いから始まる。問いから始める。

MindSetting#20


大学職員として研究支援部署で働いていますが、研究者の研究も「なぜ?」「どうして?」「どうしたら?」という問いから始まります。(基本的には…)

万有引力を発見したニュートンはりんごの木からりんごがが落ちるのを見て「なぜ物は落ちるのだろうか?」と問いを自らもち万有引力を発見しました。

動力飛行機を発明したライト兄弟は空を飛ぶ鳥をみて「どうして鳥は飛べるのに人間は飛べないのか、どうしたら人間が空を飛べるか」と問いを自らみつけ飛行機を発明しました。


環境のせい、人のせい、で思考が停止してしまってる人っています。

色んな情報に流されて、周りが見えていない人っています。

幼稚な万能感を振りかざす人っています。

自分のことが見えていない人っています。

そういう人って「IQが低い」「頭が悪い」「程度が低い」って思われます。



「なぜメンバーに入れないのか?どうしたら入れるか?」

「なぜ打てないのか?どうしたら打てるか?」

「なぜ打たれるのか?どうしたら抑えられるのか?」



今季限りで巨人の巡回打撃コーチを退任する内田順三氏(カープ前2軍監督)が、カープの打撃コーチ時代の記事を見つけました。


<引用開始>

現役時代を振り返ると、打つことは若松(勉、元ヤクルト監督)にも負けないぐらいの自信はあった。オープン戦で首位打者をとったこともありましたが、足首骨折など負傷もあり、レギュラーには定着できなかった。今思うと、若松と比べて私は「なぜ打てないのか」「どうして打てるようになったのか」と、問い続ける感性が弱かった。長嶋さんもそうですが、好打者ほど「なぜ、どうして」という感性が強い。同じ練習メニューをこなしていても、その感性が違うと、自ずと結果も変わってくる。 これは野球に限らず、すべての仕事にあてはまることかもしれません。

<引用終了>


内田さんはプロ野球選手になっただけですごいと思いますが…

「なぜ打てないのか」「どうして打てるようになったのか」と、問い続ける感性が人間を成長させるし、一流と言われる人なんだと思います。

(内田さんは指導者として一流なことに間違いありません)


結局は、どこまでも自分自身だというMindSettingがないと、

どこにも行けないし、何にもなれないと思います。


最終戦、勝利で終われるように頑張ろ。

広島修道大学硬式野球部ホームページ

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