監督ブログ やる気と根気の科学
MindSetting#14
プロフィールにもあるとおり、私は大学職員です。
大学職員として本学教員の研究を支援する部署にて仕事をしていますが、今の仕事をするまでは目にも止まらなかったニュースや新聞記事などが目に留まるようになります。
これはまさに仕事が変わることで「無意識が書き換わる」ことの証左だと思います。
(例えば、子供のころ親が車を買い替えると急に、同じ車が沢山はしているように感じることが経験則として皆さんあると思います。家の車が変わったことで無意識が書き換わり、いままで目に留まらなかった同じ車種の車が目に留まるようになるわけです)
そんな中、目に留まったニュースはこちらです。
やる気や根気、目標達成も科学ベースで解明されつつあります。
ふと、最近の我が野球部を監督目線で客観的に見てみて、練習に取り組む姿勢などやる気になっているなぁ~という部員が多くいるような気がしてます。
リーグ期間中ですし、新入生も入ってきたし、当たり前と言えば当たり前ですが、自主練に取り組む選手も増えた印象ですし、これ自体はとても素晴らしいことです。
が、自戒をこめて(むしろ自戒でしかないですが…)いうと「根気」が足りてないなと思います。同類語で言えば「継続力」「やり抜く力」でしょうか。
リンクの研究成果によれば「やる気」と「根気」は別物だそうです。
目標達成のためには「やる気」だけでなく「根気」が必要なわけですが、
「根気」を持つためには、
<リンク先から以下引用>
今回の研究により、目標達成に向けて行動を持続する脳内メカニズムが、セロトニンによる腹側海馬の活動抑制であることが示されました。意欲行動は報酬系とよばれる脳領域(例えばドパミン神経系や腹側線条体)によって制御されていると考えられてきました(5.関連文献 1.2.参照)。一方で、腹側海馬は不安行動の制御を行う脳領域として考えられ、意欲行動とは関連があるのかないのかさえ分かっていませんでした。
腹側海馬の活動が高いときは不安を感じている状態で、そうでないときは安心している状態と考えられます。意欲行動中の腹側海馬が抑制されている状態では、マウスが安心して課題に取り組んでいることが予想され、わずかでも不安が高じると腹側海馬の活動が上がり、今現在取り組んでいる行動を中止すると予想されます。これは従来知られていた腹側海馬による行動抑制と一致します。「根気」よく行動を続けるには、不安状態を敏感に察知する海馬を抑制し続ける必要があり、それこそが「根気」の脳内メカニズムであるといえます。
<リンク先から以上引用>
だそうです。私なりの解釈は「安心できる状態」をどう保つか…です。
これは、Googleのプロジェクト・アリストテレスでいうところの「心理的安全性」なのではないかと思います。(私の中では、知識と知識がつなっがった感覚です!)
話があちこち行きましたが…
・目標達成のためには「やる気」と「根気」が必要
・「根気」を持つためには心理的安全性が必要
・目標達成も科学
・大学の研究も色々と役にたっている
・仕事も野球も勉強も全部つながっている
・結果には原因がある
・人間は無意識に行動している
・だから無意識を書き換えることが大事
みたいなことを言いたい次第です。
ということで、「根気をもって監督業に臨む」というMindSettingでいきたいと思います。
文章がどんどん下手になっている気がします…汗
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