監督ブログ(仮) 読了「本番に強い脳と心のつくり方」
広島修道大学硬式野球部@高木です。
認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)として有名な苫米地英人の本をよみました。
営業マン時代に営業のノウハウ本やハウツー本を読んだり、その時々で流行った本をそれなりに読みましたが、個人的にはDr.苫米地の理論なり本なりには腹落ちする部分が多くあります。
「あの本に書いてあったことってこういうことか」
「あの人の言ってることとこれ同じだ」
など、結構あるんですよね。
本書のまえがきに「「スポーツを通じて、人生は劇的に変えられる。真の幸福が手に入る」このことに気づいてほしい。それが本書にこめた私の願いです。」とあるように認知科学者である著者がその知見からスポーツと脳と心の関係について分かり易く書いています。
「スポーツはIQをあげるためにするもの」と著者の考えが書いてあります。
学生スポーツの存在意義そのものではないでしょうか?
また、「スポーツでは勝負の概念を捨てるべき」と書いています。
しかし一方で「スキルの最適化のためには勝負にあえてこだわるべき」とも書いています。
これはまさに「目的」と「目標」の話だろうと思います。
我が硬式野球部でいうと、
目的「地球的視野を持って、地域社会の発展に貢献できる人材の養成」
目標「広島六大学を制覇して全国で勝つ」
です。
ここでは書ききれませんが…大変参考になる本でした!
初めてDr.苫米地の本を読む方は「残り97%の脳の使い方」あたりを先に読まれてもいいかもしれません。
気になる方はぜひ読んでみてください。
話は変わりますが年末年始のオフに部員に「課題図書」とそれを読んだレポートを課そうかな?なんて思ってますがどうなんでしょう?
部員が嫌がるかなー。
本の選定までは済んでるんですが「『君たちはどう生きるか』」…。
練習だけでなく学びを深める仕掛けもしていきたいと思っています。
何人かの部員がブログ見てるみたいなんで反応を探ってみます。
色々なところにヒントはあります。
どこまでも自分自身です。ね。
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